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渋谷雄樹(早稲田大学社会科学部1年)
真野敬史(早稲田大学法学部学部1年)第1回「道塾と出会う前」
馬場:
それではまず二人には、
道塾と出会う前の自分について、
語ってもらおうか。
渋谷: 俺、中1のときまでは、 わりに真面目だったんですよ。 5教科の合計点数でいうと、 学年で10番以内に入ってましたし。
馬場: 真面目だったんだ(笑)。
渋谷: まあ、中1のときまでは。 でも、中2の始めに「授業中に寝る」 っていうことを覚えちゃったんです(笑)。
俺、小学校からずっと野球やってて、
中学も野球部だったんですよ。
だから朝練があったので、
2時間目あたりを過ぎると、
もう起きていられなくなって・・・。
3年に上がるころには、 全教科赤点っていう感じでしたね。 で、そのままろくに受験勉強もせず、 楽に入れる高校を選んで。 高校時代も野球に全力投球していたので、 一夜漬けの試験勉強を除けば、 勉強なんて一切してませんでした。
馬場: そうなんだ。真野は?
真野:
僕は富山出身なんですけど、
中3のときに「富山商船高専」
っていう高校に見学に行ったんです 。
「高校版オープンキャンパス」みたいな企画で。
そのとき、巡航船に乗せてもらったんですけど、
めっちゃ感動しちゃって。
しかも、その高校の修学旅行って、
「クルージングで世界一周」するんですよ。
それで、この高校に入って、
船乗りになろうって決意したんですね(笑)。
馬場: それで?
真野: もちろん受験したんですけど、結局は落ちちゃって。 で、滑り止めで受かっていた高校に通うことになるんです。
馬場: 船乗りは諦めたと(笑)。
真野: そうですね。 だから、富山商船への想いを断ち切ろうと、 高校からはバスケを始めたんですよ。 最初のうちは、結構楽しかったですね。 でも、途中から同輩と意識のずれが出てきて、 一年足らずで退部しちゃったんです。 それが僕の転落人生の始まりでした。
馬場: 転落人生?
真野: はい。 将来のことなんか考えもせず、 だらだら過ごしてるヤツらとつるんで、 学校サボって遊びに出かけたりしてましたね。 もしくは、学校に遅くまで居残って、 意味のないことを喋り続けたり。 でも、やっぱり物足りないって感覚はありましたね。 自分が他人の人生を生きてるような、 そんな虚しさに襲われることもありました。